看護師は新卒で精神科はやめるべき!!その3つの理由を徹底解説!

看護師

「どこの科で働こうか迷っている」

「自分の得意な科がわからない」

「好きな科目がないからどこでもいいかな」

私も看護師として働く前は、上記のような悩みがありました。

私の場合は、総合病院に就職して1年目から「精神科」に配属されました。

今になっては、一般病棟で働いた方がよかったと後悔しています。

実際に新卒で精神科看護師に配属された私が、実体験をもとに

新卒で精神科で働くのはやめた方がいい理由を徹底的に解説します。

看護師は、1年目が大切だといわれている理由

看護師の1年目は、基礎を学ぶための大切な時期です。

基本的な看護技術や薬の知識、医療機器の操作方法、患者さんとの関わり方やアセスメントの方法などを教えてもらえます。

看護師としての基盤を作るためにも大切な時期なのです。

そのため、いろいろな疾患を抱えた患者さんなどと関わることにより、たくさんの学びを得ることができます。

1、知識と技術が身につかない

精神科病棟では、他の病棟と比べると圧倒的に医療処置は少ないです。

そのため、他の一般病棟で働く新卒者と比べると知識や技術が劣ることが多いと感じます。

また、重症患者も少ないため、急変時の対応もなかなか学ぶことが少なくなります。

看護師1年目では、病院でさまざま研修があり、そこで知識や技術を学ぶことができます。

しかし、せっかくも研修で学んだ知識や技術を精神科ではあまり使わないとこともあり忘れてしまうのです。

一般病棟から精神科に異動になるのは、知識や技術的には困ることが少ないです。

しかし、精神科から一般病棟に異動になると、知識や技術が足りず、働くのが難しくなってしまいます。

2、転職が難しくなる

精神科では、知識や技術を学ぶ機会が少ないため、それらに対して自信が付きずらいです。

そのため、精神科で長く務めて一般病棟に転職しようか迷っているときに、一般病棟で働く自信がない、もしくは低いため

「もう精神科でしか働けない」「今更言っても勉強できないわ」となってしまい、転職が難しくなってしまいます。

新卒の場合は、わからないことがあってもすぐに質問することができますが

看護師歴が長い人が質問すると「看護師〇年もやっているのにこんなこともわからないの」と思われてしまうと考えてしまいます。

私の先輩看護師でも「精神科でしか働いたことがない先輩」がたくさんいます。

精神科の経験が長いほど、転職が難しくなっているのが現状です。

3、やりがいが見出せなくなる

精神疾患の回復は、身体疾患とは異なり目に見えないものです。

骨折の治療が回復した場合は、「歩けるようになった」「動けるようになった」「傷が治った」などすぐわかります。

精神疾患の場合は、精神の為、回復していると実感するのは難しいです。

また、医療処置も少なく、コミュニケーションなどが主な仕事内容です。

そのため、「看護の意義を見出せないことへのもどかしさ」があります。

「自分は、看護をしてて役に立っているのかな」と思うことがあります。

そのため、精神科の看護師としてやりがいが見出せなくなり悩んでしまうことが多々あります。

その悩みに対しては、上手く折り合いつけるしかないのです。

精神科でも学べることはたくさんあります。

もし、「看護の意義を見出せないことへのもどかしさ」が強い場合は、転職をお勧めします。

結局は自分次第!!

新卒で精神科で働くデメリット3つ書きましたが、結局は自分次第だと思います。

新卒で精神科で働いていた人が今はオペ室や循環器でバリバリに働いている人もたくさんあります。

そのため、勉強に対する意欲や向上心、自己研鑽力が高ければ、苦労はしますが、どこでも働くことができると思います。

私も現在は、精神科看護師として働いていますが、一般病棟に異動する予定です。

ぜひみなさんも一緒に頑張りましょう!!

おわりに

「看護師は新卒で精神科はやめるべき!!その3つの理由を徹底解説!」について解説しました。

精神科で働くデメリットもありますが、メリットもたくさんあります。

以下の記事では、精神科で働くメリットについて紹介しています。

ご興味があるかたはぜひ読んでみてください。

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